日本に留学と就職した際に「日本の女性は自分の体を大事にしていない」と感じたハート座浴の店長 佐井明花さん。
佐井店長のお話には、商品への愛情と、日本人女性をよもぎ蒸しで変えたいという想いがあふれていました。
未経験からサロン開業、そして通販の道へ
佐井店長について教えてください
21歳のときに留学生として来日しました。日本が大好きになり学校を卒業後も日本の会社に就職しました。
そのときに感じたのは「日本の女性は自分の身体を大事にしていない」ということ。自分のことを二の次にして一生懸命に働いていると思いました。
その後、結婚を機に会社を退職します。専業主婦を2か月程してみたものの、自分で仕事をしたいと思いサロンを開業しました。
最初はサロンを開業されたんですね
サロンを開業するまでは半年もかからなかったと思います。エステやボディマッサージの勉強と並行しながら、初めてのサロンを東京にオープン。
会社員のときに感じた「日本人の女性がもっと自分を大事にしてほしい」という想いを込めて「自分愛サロン」という店名にしました。電話を出た際に「自分愛サロンでございます」と言うのが最初は恥ずかしかったのですが、どうしてもその想いを込めたかったんです。
10回分の回数券チケットを販売していましたが、3か月以内に妊娠される方が多くて返金をしたりもしていました。妊娠が上手くいって返金をするのが嬉しかったのを今でも覚えています。
通販事業に転向
韓国からよもぎ蒸し関連用品を輸入してサロンで提供しました。よもぎ蒸し関連用品を本場韓国で作っている人は「自分の利益よりも良いものを作りたい」という職人気質。実はそれが今のハート座浴で取り扱っている商品です。
オープン初日は友人が来てくれましたが「チラシも出さないの」と言われる程、あまり広告はしていなかったのですが、使用しているものが良かったので口コミで広がっていきましたね。
当時サロンではよもぎ蒸し以外にマッサージもしていましたが、妊娠を機会に自分の体も大事にするために力仕事のマッサージをやめて通販に切り替えました。
会社名の由来はありますか?
草原商事という会社名でハート座浴ブランドのよもぎ蒸し商品を販売しています。
私自身が緑系の色が好きなことと、草原をイメージすると視野が広がる気がするのが気に入っています。子供に「草原」と名前を付けようと思ったくらいですよ。
ハート座浴のブランド名は韓国の職人さんの会社と同じ名前です。私はシンプルなものが好きなので、ブランドロゴは一目でイメージが伝わるようなデザインを選んでいます。
よもぎ蒸しへの想い
よもぎ蒸しに興味を持ったきっかけは何なんですか?
韓国ではチムジルバンという日本の日帰り温泉施設のような場所でよもぎ蒸しをすることができます。初めてよもぎ蒸しをしたときに「これは私の身体を一生守れるものだ」と衝撃を受けました。
おばあちゃんから「よもぎ蒸しを定期的にすると一生涯婦人科系の病気の心配はない」と言われてきました。私自身、年を重ねるにつれてその話は本当にそうだなぁと感じるようになりました。
よもぎ蒸しは一生涯女性の健康を守れるアイテムだと感じています。
日本人の女性こそ体を温めて欲しい
韓国では女性は身体を冷やさない事を小さい時から親に言われ続けているので、身体を冷やさないことが大事にされています。
一方で日本人の女性は体が冷えることが多いと日本に住んでいると感じます。だからこそしっかりと体を温めて欲しい!
最近日本でよもぎ蒸しや温活が流行ってきているのは、体を温めることの大事さが少しずつ広がっているからかもしれませんね。
商品のこだわりは?
商品はどれも大好きで、今でもアトリエにトラックで商品が運ばれてくるたびに涙が出そうなほどに嬉しくなります。
本当にどの商品も大好きなのですが、私はこのクッションがないタイプの木製椅子が気に入っています。
クッションありの木製椅子の方が人気があるのですが、この商品が売れると嬉しくなります。
材料はどれも良くて、作り手の良さが出ているんだと思います。薬草パックは量が多いので半分にして使われることが多いのですが、材料は最も大事なので本当は全量で使って欲しいです。
よもぎ蒸しを初めて体験される方にアドバイスはありますか?
よもぎ蒸しを初めてする場所はサロンになると思うので、サロン選びが重要ですよね。
最初の体験がその方にとってのよもぎ蒸しのイメージを決めると思うのでよもぎ蒸しの材料へのこだわりやサービスなどを慎重に選んでほしいです。
よもぎ蒸しを体験した際は直感的によもぎ蒸しをどう感じたかに目を向けて欲しい。身体は嘘をつかないので自分の身体が必要としているかどうかの感覚です。
もし直感的にこれは良いと思ったら続けて欲しいです。
最後に読者にお伝えしたいことはありますか?
よもぎ蒸しに出会えて、この記事を読んでいるすべての方に、私は「ようこそ、よもぎ蒸しの世界へ」と、とても歓迎したくなります。
自分の身体は自分でも守らないといけないし、もっと自分を大事にして、忙しい日々だからこそ、ちょっと一息つきたい時、よもぎ蒸しで自分の身体をケアする事を習慣にして欲しいです。
続ける事が、健康と美への近道です。
今回、セルフキュアさんのよもぎ蒸しの正しい知識を、医学と薬学の観点からもたくさんの方に伝える活動にとても感銘を受けています。
これからも、よもぎ蒸しを必要としているすべての方に、より正確でわかりやすい情報提供を共に頑張っていきたいです。