近年AI技術の進化により、Stable Diffusionという画像生成手法が注目を集めています。
そこで今回は画像生成AI「Stable Diffusion」を使って“よもぎ蒸しをしているリアルな女性”を生成できないか挑戦してみました!
ぜひ画像生成AI体験の参考にしてください。
※画像生成AIは日々進化しています。本記事は執筆時点の情報となりますのでご注意ください。
Stable Diffusionとは
Stable Diffusion(ステーブル ディフュージョン)とは、Stability AI社が開発・提供している画像生成AIです。
ユーザーが入力した呪文(プロンプト)を基にイラストを生成してくれます。
下記の作例の通り、この手法を用いることで、リアルな画像を生成することが可能になりました。
ディープラーニングを用いて高品質な画像を生成することができ、その応用範囲は広範です。
私の周りでも2023年3月頃からはじめる人が増えてきました!
休日に画像生成をして楽しんでいます。
よもぎ蒸しをする女性を生成してみた
今回はStable Diffusionを知らない方でも読めるように“ざっくり”流れをご紹介しますね!
モデルの選定とプロンプト
Stable Diffusionで画像生成するにあたっては、モデルの学習が必要です。
私が使用しているモデルは、BRA (Beautiful Realistic Asians)です。
実写系アジア女性に強い有名モデルで商用利用もできるとのことで、最近はこのモデルを使用しています。
実写系だとChilloutMixも有名です。
どのモデルにするかは割と好みが大きいかも
モデルのインストールが済んだら、プロンプトを元によもぎ蒸しをしている女性の画像を生成します。
どのプロンプトを使うかが画像生成のクオリティに大きく影響します。
まずは無難に「よもぎ蒸しマントを着用している女性(wearing mugwort cape)」でシーンや要素を指定します。
なんとなくマントっぽいものを着用している感じですが、遠いです。
よもぎ(mugwort)という言葉に釣られて、グリーン背景、グリーンの服が多いですね。
よもぎ蒸しマントに似ているもの
単純に「よもぎ蒸しマント」では生成されないことが分かったので、よもぎ蒸しマントに似ているもので代用していきます。
よもぎ蒸しマントにも色々な種類がありますが、今回は下記のような“フード付きよもぎ蒸しマント”をゴールに進めていきます。
実は、よもぎ蒸しマントに代用できるものを考えていた時があり、その時に思いついたもので試してみます。
・レインコート
・散髪ケープ
・パーカーワンピース
・ポンチョ
色々なプロンプトを試してみましたが
個人的にポンチョで近いものが完成しました。
よもぎ蒸しマントっぽくなってきましたが、ふわふわ素材。。
ここからもう一工夫。
よもぎ蒸しマントは光沢感があるので、それを再現してみます。
光沢感が出てよもぎ蒸しマントっぽくなってきました!
光沢感を表現するために色々なプロンプトを試してみましたが、vinyl、leatherあたりがうまくいきました。
更に近づけていく
今までのプロンプトをベースに、もう少しよもぎ蒸し中の女性に近づけてみます!!
・バッチリメイクを →→→ すっぴんに近づけて
・ロング巻き髪 →→→ アップかショートスタイルに
・キメ顔 →→→ 柔らかい表情(これはなかなか上手く反映されなかった…)
色々と試行錯誤して出来たのがこちら!
本当はもっと細部までこだわりたかったけど、ここまでで半日経過…(笑)
ですが、フード付きマントにかなり近づきました!
「よもぎ蒸し」の学習データが少ないので、ダイレクトに生成できないのが大変でした。
まとめ
Stable Diffusionを用いたよもぎ蒸し画像生成は、AI技術の進化によって可能となった新たな表現手法です。
よもぎ蒸しをしている女性の画像を生成する際には、効果的なプロンプトの設定が重要であり、試行錯誤が求められます。
AI技術の進化がよもぎ蒸しの世界にも新たな進化をもたらす可能性を秘めています。
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