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【口コミ】めぐりズムの温熱効果は?メリットとデメリットを徹底解説!

【このコラムで解決できること】

  • めぐりズムの「蒸気の温熱シート」ってそもそも何ですか?
  • シートの「温熱効果」がどういったものか把握しておきたい。
  • 実際に使ったときのメリットやデメリットやコツや注意点を知りたい。

めぐりズムの「蒸気の温熱シート」って聞いたことはありますか?

蒸気の温熱シートとは、温熱効果血行をよくすることで、神経痛・筋肉痛の痛みの緩和し、疲労回復を促し胃腸を活発化する、国に認可された医療機器です。

今回のコラムでは、この温熱シートについて、実体験から徹底解説

コラム前半ではめぐりズムの「蒸気の温熱シート」の特徴を、後半ではメリットとデメリット使用時のコツと注意点を解説するので、じっくりと読み進めてくださいね。

この記事を書いた人

薬学研究者 Ryoさん

専門:東京大学薬学部卒/同大学院修了
実績:当メディアは年間利用者40万人以上
一言:根拠に基づく情報を発信します!

目次

蒸気の温熱シートの特徴

めぐりズムの 蒸気の温熱シート

蒸気の温熱シートとは、「めぐりズム」シリーズの一つ。

めぐりズムは、目をケアするアイマスクや、首や肩や腰をケアする家庭用温熱パックなど、40℃ほどの温かい蒸気でリラックスできる、花王の人気商品。

めぐりズムのシリーズの中でも、蒸気の温熱シートは、一般医療機器の扱いです!

一般医療機器とは
医療機器の製造販売にあたっては、患者へのリスクの高さに応じて、手続きが異なっています。不具合が生じた場合でも、人体へのリスクが極めて低いと考えられるもの(一般医療機器(クラスI))は、PMDAへの届出を行うことで製造販売が可能です。
引用:医療機器 | 独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)

PMDAとは
PMDAは、医薬品の副作用や生物由来製品を介した感染等による健康被害に対して、迅速な救済を図り(健康被害救済)、医薬品や医療機器などの品質、有効性および安全性について、治験前から承認までを一貫した体制で指導・審査し(承認審査)、市販後における安全性に関する情報の収集、分析、提供を行う(安全対策)ことを通じて、国民保健の向上に貢献することを目的としています。
引用:PMDAとは | 独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)

Ryoさん

医療機器だと、国に認められた効果をお伝えすることができます。それでは温熱シートの温熱効果を紹介していきますね。

特徴① 温熱効果がある

温熱効果には、下記の6つの効果があります。

医療機器として、肩こりや腰の痛みをほぐすことが期待できますね。

温熱効果とは
  • 血行をよくする
  • 筋肉のこりをほぐす
  • 筋肉の疲れをとる
  • 胃腸の働きを活発にする
  • 神経痛、筋肉痛の痛みの緩解
  • 疲労回復

引用:使い捨てカイロとどのように違うの? | 花王HP

Ryoさん

個人的な体験ですが、筋トレで胸の大胸筋が筋肉痛だったのですが、温熱シートのおかげで数時間ほどで痛みが消えました…!

特徴② 蒸気があるからじんわりと温まる

蒸気があると何が良いのでしょうか?

体を温める方法は大きく2つに分けられます。
一定の湿度がある「湿熱法」と乾燥した状態の「乾熱法」です。

水と空気の熱の伝わりやすさは、水の方が良いために、蒸気があると温まりやすくなります。

温かいお風呂と部屋だと、お風呂の方が体が温まりやすいのと同じことですね。

湿熱法と乾熱法の効果の違い
ホットパックは筋硬度を低下させる手段として有効であり,とくにその効果は湿熱法の方が乾熱法より高いことが示唆された。
引用改変:ホットパックの乾熱法と湿熱法の違いが筋硬度に及ぼす効果 | 理学療法科学

特徴③ 使い方は簡単で貼るだけ

蒸気の温熱シート(実物)

使い方はとっても簡単!

袋からシートを取り出したら、張り紙をはがして、肌に直接貼るだけです。

蒸気の温熱シートのメリット

メリット① 温泉に入っているように温まる

40℃ほどの温かい蒸気で体がポカポカ。

50-60℃のほどに温度が上がるカイロと違って、低温やけどになりにくいです。

また温めたい場所だけ温めることができるので、温泉にように入り過ぎて、のぼせるということがありません

メリット② どこにでも貼りやすい

蒸気の温熱シートは伸びやすくて薄い

シートが伸びやすくて薄いので、首でも肩でも腕でも貼りやすいのがメリットです。

メリット③ 肌に優しくて貼り続けられる

肌のために粘着面積は小さくなるように工夫されています。

また粘着部分を触ってみれば分かりますが、強い粘着ではなくて、不快感は少なめです。

Ryoさん

私は肌が強いわけではないのですが、12時間貼り続けても、跡は全くついていませんでした。

メリット④ 薄型シートなのでアウターに響きにくい

カイロだと四角く浮き上がったりしますが、薄いシートなので響きにくくて良い感じです。

Nonさん

想像以上に薄いので、外から見ても貼り付けていることは分かりません。

メリット⑤ 衣服が濡れるほどの蒸気ではない

もしかすると…蒸気が出ると聞くと、衣服が濡れると心配される方もいるかもしれません。

しかし、実際に試してみると、服が濡れることはありませんでした!

目に見えるほどの蒸気ではなく、わずかに蒸気が出ている程度だからです。

蒸気の温熱シートのデメリット

デメリット① カイロと比較すると割高な価格

温熱シートの価格は、カイロと比較すると、2-3倍くらい高めです。

1つあたりの値段の差は数十円で、大した額ではないかもしれませんが、費用対効果は考えた方が良いかもしれません。

価格の比較
蒸気の温熱シート:1つあたり約100円
vs カイロ:1つあたり20-50円

デメリット② シートを貼っている感が最初は気になる

温熱シートが体に直接触れるというのが特徴的です。

最初はどうしても貼っている感が出てしまい、少し気になるかもしれません。

Ryoさん

30分くらいすると慣れて、貼っている感覚は次第になくなってきます。

デメリット③ 粘着が弱いので付け直しづらい

肌に優しい!の裏返しのデメリットです。

貼る場所を変えようと剥がすと、粘着が弱くなって、外れてしまいがちです。

粘着面積が小さく、粘着が弱めなので、仕方がないことかもしれません。

蒸気の温熱シートのコツ

コツ① 午前中から使い始めると長く楽しめる

40℃ほどの温かい蒸気が5-8時間ほど続きます。
体感としては6時間を超えてくると、温かさが弱くなってくる気がします。

使用上の注意として、低温やけど防止のために就寝時には使わないことが推奨されているので、午前中から使い始めると長く楽しむことができますよ。

コツ② 体に違和感があった時は無理に使い続けない

せっかく良い効果を期待して、温熱シートを使っているのに、無理はして体調不良になったら、本末転倒。

体に違和感があった際には、無理に使い続けない方が良いです。

とはいうものの、不具合が生じた場合でも人体へのリスクが極めて低い一般医療機器ですので、使用する際にそこまで怖がる必要はないと思います。

コツ③ 他の温活法も日々に取り入れる

体を温める方法は、温熱シート以外にもあります。

例えば、最近話題の「よもぎ蒸し」なども試してみても良いかもしれません。

よもぎ蒸しとは
よもぎを中心とした薬草を煮立たせた蒸気を全身で浴びることで、身体の芯から温めて健康効果を得るもの。600年ほど前から韓国で始まり、最近は日本でも流行っています。

Ryoさん

私もここ数年はよもぎ蒸しにハマっていますが、全身が温まるのでオススメ!一度もやったことが内からは試してみると良いかもしれません。

蒸気の温熱シートの注意点

注意点① 低温やけど

カイロと比較すると、リスクは低いものの、低温やけどは気を付ける必要があります。

肌質が温度に敏感な方や、締め付けがキツイ服を着ている際には、特に注意が必要ですね。

低温やけどとは
皮膚に高温が作用して起こるやけどのうち、比較的低い温度(約40~50℃)で生じるものを「低温やけど」といいます。これは、短時間の接触では問題とならない程度の温度が、長時間にわたって接触部分に作用することにより生じます
引用:冬場に注意 低温やけど | 社会福祉法人済生会(監修:済生会吉備病院 形成外科診療部長 永瀬 洋氏)

注意点② 貼り付ける場所

切り傷、すり傷、虫刺され、かぶれ、打ち身、ねんざなどの炎症部位がある場合には、温熱により血管は拡張し、内出血や炎症を増悪させていまう可能性があるので、注意が必要です!

温熱の注意事項
急性炎症や損傷:炎症がある時や受傷直後に行うと出血や腫れが酷くなる危険性があります。基本的には受傷後2~3日や、腫れている、患部が赤くなっている、触ったら熱いといった症状がある時は控えましょう。
・出血した後、出血する可能性がある部位:血管拡張作用により、傷口や損傷部位に行うと再出血する可能性があります。
引用改変:この症状、温めた方がいいの?冷やした方がいいの? | 東広島整形外科クリニック

まとめ

繰り返しになりますが、蒸気の温熱シートは、温熱効果がある医療機器です。デメリットは、カイロと比較すると価格は少し高いです。一方で、メリットは、低温やけどのリスクが低くく血行をよくすることで、神経痛・筋肉痛の痛みの緩和し、疲労回復を促し胃腸を活発化するという効果があるということでした。

気になる方は、ぜひ試してみてくださいね!

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