サロン経営で誰もが一度は考える「ホットペッパービューティー」
圧倒的な集客力があり、「リクルート税」という言葉もあるほど、サロン経営に必要不可欠な媒体です。
なお当店は、ホットペッパービューティーの掲載はしていません。詳細は後で述べますが、当店との相性が良くないことが理由です。
- 今回は何故ホットペッパービューティーに掲載していないのか?
- どんなケースではホットペッパービューティーの利用が良いのか?
- セルフサロンの経営の鉄則 についてご紹介いたします。
ホットペッパービューティーを辞めたいと思いませんか?
「脱ホットペッパーしたい」と考えの方は多いでしょう。
ですが活用した方が良いケースもあり、ケースバイケースで各店の事情によって判断が必要です。
★活用検討ケース
- 集客を工夫する余裕がない
- 新規集客を重視(リピーターは少なくても許容できる)
- クーポン値下げ合戦に抵抗がない
- 客単価が高い
ホットペッパーに掲載しないとなると、自社で集客する方法を工夫しなくてはいけません。
リスティング広告や自社サイトのSEO対策、SNS運用などがありますが、どれも一朝一夕で出来るものではありません。
集客の工夫をする余裕はないが、客単価や回転数が高くホットペッパー掲載料はペイできるといったケースであれば、今のまま掲載した方が良いといった判断になることもあります。
セルフサロンがホットペッパービューティーに掲載しないほうが良い理由
無人型セルフサロンの場合、ホットペッパービューティーの掲載はお勧めしていません。
その理由は大きく3つあります。
①セルフとの相性
多くの無人サロンの場合、入会時の会員登録、入室時のパスワード、セルフでの施術、入退室時間の制限など利用時の特徴がいくつかあります。
これらの特徴をホットペッパー掲載内の限られた文字数、画一的な枠組みの中で、確実にご理解いただくのは難しそうです。
私自身もホットペッパーでサロン予約をすることがありますが、移動中の短い時間でお店を探し即予約するケースが多いです。
立地とクーポンの値段だけを見て予約することが多いので、お店の特徴など細かな文章は読んでいません。
このようなケースでは、実際にお店まで来て「入室方法が分からない」「利用方法が分からない」などスムーズにご利用出来ない可能性があります。
このように利用方法が特殊なサロンがHBを上手く使うのはハードルが高いと考えました。
②リピート率が低い
ホットペッパーは抜群の集客力がある一方で、一般にリピート率は低い傾向にあります。
ホットペッパービューティーで来てくださるお客様は、あなたのサロンに集まっているのではなくホットペッパービューティーに来てくれているからです。
このようなプラットフォームでは、競合と隣り合わせに陳列されるので、他のお店に目移りしやすいです。
もちろん新規顧客だけでコスト回収が出来るサロンであれば、導入価値はあります。
無人サロンの場合、様々な運営上のリスクを抱えながら運営していきます。その内の1つに「初回の方が正しく操作出来るのか」という懸念があります。
当店は「手順書」「導線」「心理」「IT」を活用することで、ほぼ全ての方から適切にご利用頂いていますが、やはり初回より2回目、3回目の方の方が安定感があります。
無人サロンの場合、どれだけリピーターの方からご利用頂けるかが安定経営のために大切です。
自社で工夫しながら集客する方がリピーターの獲得に繋がります。
③コスト
ホットペッパービューティーの掲載料は決して安くありません。
客単価が高いサロンでは導入の価値はありますが、一般にリーズナブルを売りにしているセルフサロンの場合、経費の圧迫となることが多いのではないでしょうか。
例えば月額の掲載料70,000円、客単価3,000円のセルフサロンがあった場合、23人で掲載料の回収が出来ます。
掲載料は地域やプランにより異なりますが、問い合わせをしたらすぐ分かります。
ご自分の地域の掲載料でコスト回収人数などの把握は、導入の可否に関わらずしておいても良いでしょう。
ニッチな経営の鉄則
コストがかかるし、リピート率も低い…それでも検討をしてしまうほどHBの集客力は魅力です。
ニッチな領域の店舗経営は「人が集まる場所」で行うのが鉄則です。
これは立地はもちろん、プラットフォームも人が集まる場所で行った方が良いです。
そういう面では、無人サロンのようなニッチな領域の場合、ホットペッパーのような沢山の人が集まる場所に掲載するのも①②③が全てクリアになるならアリかもしれません。
今回挙げた点を踏まえながら、採用するかどうかは各社の経営判断です。
脱ホットペッパー!サロン集客法
「ホットペッパーに掲載しない」となると、自分達で工夫し集客を行う必要があります。
お客様を待っているだけではなく、自分等で動くことが大切です。
セルフキュアも20以上の集客法を実践して参りました。
広告運用をしていく中で、継続して続けているものから数週間で辞めたものまで様々です。
セルフキュアのよもぎ蒸し講座はよもぎ蒸し導入に必要な知識をお伝えしていますが、ご希望があれば集客や広告方法についてご説明することも可能です。
マンツーマンでレッスンさせていただきますので、あまり多くは受けれません。
ご興味のある方はお早めにお申し込み下さい。
今回はセルフサロンとホットペッパービューティーの相性を中心にご紹介いたしました。
サロン開業の夢を実現化する一助になれば幸いです。
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