【このコラムで解決できること】
このコラムを読めばよもぎ蒸しサロン開業の場所についての疑問を解消できます。
よもぎ蒸しサロンを実際に開業した経験を踏まえてご紹介しますね!
Nonさん
勤務税理士として外資系税理士法人、株式会社リクルートに勤務後、独立。日本最大級のよもぎ蒸しサイト「セルフキュア」を運営。よもぎ蒸し歴10年。
結論はよもぎ蒸しサロン開業は自宅サロン、店舗、無店舗でスタートする方法があるということです。
それぞれの長所と短所を解説しているので、自分に合った方法でよもぎ蒸し開業してくださいね!
※よもぎ蒸しの開業や導入を専門家に相談したいアナタは、まずは「よもぎ蒸し講座」から目を通しましょうね。
よもぎ蒸しサロンの開業場所
よもぎ蒸しサロンの開業場所は大きく分類すると自宅サロン、店舗、無店舗でスタートする方法があります。
より細かく見てみると6種類の選択肢がありますね。
6つの場所について1つずつ説明します
場所① 自宅サロンを開業
自宅サロンとはお客様から自宅に来ていただき、よもぎ蒸しやエステ等の施術を提供することです。
自宅サロンは場所代がかからずサロンを開業できるのが強み!
移動時間もなく時間の融通もききやすいので、プライベートとの両立がしやすいのも特徴ですね。
低リスクでよもぎ蒸し開業したい方やまずは自宅でスタートして自信をつけたい方から選ばれている方法です。
場所② マンションの一室で開業(SOHO)
初めてのサロン開業の場合、マンションやアパートの一室で開業するオーナー様は多いです。
テナントサロンに比べてハードルが低いので、自宅でサロンはできない方であってもチャレンジしやすい反面、契約時に大家さんにサロン開業することを伝えていないとトラブルにつながることも。
よもぎ蒸し1-2台であればマンション一室でも広さ的には問題ないです!
場所③ テナントで開業
商業施設やビルで店舗スペースを借りてお店を開業する方法です。
先ほどのマンション一室で開業する方法と違い、テナントはお客様を迎えるための施設です。
多くのテナントビルはアクセスの良い場所であったり、人通りが多い立地であったりと集客面においては有利ですが、資金力に余裕がないと契約が難しいです。
場所④ レンタルスペースで開業
レンタルスペースでサロンスタートし、固定客がついてきたら店舗を構えるという方法もあります。
料金は30分や1時間単位でレンタルできるスペースが多いですね。
サロン用のレンタルスペースだと施術に必要な備品が揃っていたりお洒落な雰囲気のスペースもあります。
場所⑤ 間借りでサロン開業
美容室や他のエステサロンの一角を借りて営業する方法です。
スペースの使用料として毎月一定額を支払うことや売り上げの一部を支払うことが多いです。
相談次第でよもぎ蒸し椅子などの必要な道具は間借りサロンに設置でき、お客様の予約のある日は身一つで行けることもあると聞きます。
道具を置けるなら持ち運びがなくて楽ですね!
場所⑥ 無店舗(出張サロン)で開業
HPやSNSなどで予約を受け付け個人宅に出張しよもぎ蒸しを提供します。
施術場所が制限されるため、一定条件に合ったお客様しか対応できないことも。。
場所代がかからないので、副業や店舗を構える前のステップアップとして取り組むことができます。
自宅サロン、店舗、無店舗でスタートする方法のメリット、デメリットを解説していきます!
自宅サロン開業のメリットとデメリット
自宅よもぎ蒸しサロン開業のメリット
【自宅よもぎ蒸しサロンの開業の強み】
○家賃が発生しない
○開業資金が少額で済む
○プライベートと両立しやすい
○移動時間がかからない
家賃がかからないので初期費用と維持費用を抑えることができて、リスクを最小限にした開業ができます。起業が初めての方は、自宅サロンから始めて、軌道が乗ったならば店舗を持つというステップが良いと思いますよ!
自宅がマンションなどの場合は、管理会社に許可を取り近隣住民にも事前に連絡する必要があります。居住者以外が出入りすることをマンションの規約として禁止している場合もあるからです。
自宅だからこそ普段の生活との切替のリズムを作るのも大事◎
自宅よもぎ蒸しサロン開業のデメリット
【自宅よもぎ蒸しサロン開業のデメリット】
×立地が選べない
×家族のプライバシーを守らないといけない
×生活感を感じやすい
×サロン住所を公開しにくい
自宅サロンの注意点は生活感を感じさせないこと!
アットホームさを売りにしているサロンであっても生活臭や騒音には要注意です。
よもぎ蒸しの良い香りでリラックスしている最中に煙草の香りがしたら嫌ですよね…。
自分では分かりにくいかもしれませんが、料理や喫煙の匂い、足音などは結構気になります。
自宅サロンで注意すべき動線
自宅サロンは香りや騒音以外にも生活感を見せない工夫が必要です。
家族のプライバシーを守るという視点でも家族とお客様の接触を避ける動線を考える必要がありますね。
自宅サロンは玄関やトイレなど家族と共有する場所も多いですよね。
パーテーションや目隠しの設置などで生活感を感じさせない工夫が必要になります。
マンションの一室で開業(SOHO物件)
SOHOとはSmall Office Home Officeの略称。事業用としても活用できる小さな物件のこと。
マンションの一室で開業するメリット
○テナントより家賃が安い
○テナントより物件取得費が安い
物件を借りる際はマンション一室を借りる他にテナント出店する方法もあります。
一番の違いはテナントで物件を借りる際に比べて多くの場合、物件取得費や家賃が安いこと。
個人経営のよもぎ蒸しサロンの場合、最も大きい固定費は家賃なのではないでしょうか。
サロン開業したての頃は集客で悩むことも多いので、固定費を下げるという意味でも良い選択肢になると思います!
マンションの一室で開業するデメリット
×サロン営業できる物件が限られる
×営業時間の制限
×看板が出せないこともある
×テナントより集客力は落ちる
マンションやアパートの一室での開業で注意しないといけないのはサロンとして営業できる物件かどうかということです。
事務所、店舗利用可の物件であっても不特定多数の出入りを嫌う大家さんの場合はサロン営業はNGということも!
良い物件を見つけるまでに時間がかかる可能性もあります。
マンションの一室で開業時に注意すべきポイント
サロン営業OKの物件であっても看板は出せなかったり、営業時間が指定される(夜間営業禁止)こともあるので、契約前にしっかりと確認しましょう!
また居住用で物件を借りる場合は非課税ですが、事務所や店舗として使用する場合は消費税が課税されます。
【用途における賃料の違い (例) 】
居住用として借りる場合:50,000円
事務所、店舗用として借りる場合:55,000円
SOHO物件の場合、表示されている金額が店舗利用時のものかどうかも注意が必要です!
サロン営業を無断でするのは契約違反なので絶対にNG!
テナント開業のメリットとデメリット
テナントで開業するメリット
○アクセスが良いことが多い
○商業施設内など人通りの良いところが多い
○潜在顧客の目に触れやすい
○集客面で有利
テナントといってもビル、商業施設、複合施設等々色々な選択肢がありますが、人通りが良い立地であればサロン前を通る人に「こんなサロンがあるんだ」と知っていただくことができます。
看板などを工夫することで、広告費をかけずに集客することも可能です。
テナントで開業するデメリット
×賃料が高額なことも
×物件取得費が高い
テナント開業のデメリットは、マンション一室で開業と比べて格段にコストが高いこと。
毎月の賃料だけでなく物件取得にあたって必要な保証金が高額なケースも多いので、一気にハードルが高くなります。
経営未経験でいきなりテナント開業するのはオススメしません。自宅よもぎ蒸しサロンやリーズナブルなスペースで、ある程度集客ができると分かってからテナントへ展開するというのが良いと思います。
無店舗開業のメリットとデメリット
無店舗で営業する方法には①レンタルスペースを使う②間借りをする③出張するという方法があります。
無店舗で開業するメリット
○物件取得費が不要
○場所代や光熱費といった固定費がかからない
店舗を持たないでよもぎ蒸しサロンをする最大のメリットは家賃や光熱費といった固定費がかからないことです。
店舗を構えるとお客様の来店頻度に関わらず毎月一定のコストがかかってきます。
まずはコストを抑えて開業しながら自信をつけていくという選択肢もありますね!
無店舗で開業するデメリット
×荷物の運搬
×移動の時間やお金がかかる
×十分な広さや設備がない可能性もある
×店舗に比べると集客力が弱い
×セキュリティの問題(出張サロンの場合)
無店舗で開業する場合は店舗に比べると集客力が弱いがネックです。
また場所によっては十分な設備がないことやよもぎ蒸し道具を毎回運んで準備することになります。
黄土椅子は重さ10kgほどなので、毎回の持ち運びがある場合は木製椅子ですね。
黄土椅子の女性一人での持ち運びは厳しい…
荷物の移動や限られた場所での提供という難しさはありますが、無店舗サロンで接客や集客の自信をつけてから店舗を構えるというのも堅実な選択肢だと思います。
よもぎ蒸し導入の全手順
今回はよもぎ蒸しサロン開業場所を中心にご紹介しましたが、開業と導入の手順が気になる方はこちらのコラムをご覧ください。
よもぎ蒸し導入のメリットとデメリットも解説していますよ!
よもぎ蒸しサロン経営のコツ
よもぎ蒸しサロンは儲かるのか実体験をご紹介!
儲かると言われる理由に加えて、利益を上げるコツとサロンの注意点を解説しているので、気になる方はご覧ください。
まとめ
結論はよもぎ蒸しサロン開業は自宅サロン、店舗、無店舗でスタートする方法があるということでした。メリットとデメリットを知ったうえで適切な場所で開業しましょうね。
開業の準備の際に、特に適切な道具の選択法を知らないと、数万円-十数万円もの金額を損する可能性がありますので、興味がある方は、ぜひよもぎ蒸し講座に参加してくださいね。
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リピート率の向上や接客時間の短縮に繋がりますので、気になる方はご覧くださいね。