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低体温はPMSや月経異常に関係する?

低体温が生理痛とPMSを引き起こす

基礎体温の低さは「なんとなく体に悪そう」という印象を持つ方は多いと思います。
実は、基礎体温がPMSや生理痛にも関係しているんです。
今回はエビデンスを参照しながら、基礎体温を上げる大切さについてお話しします。

今回の記事は下記について知りたい方におすすめです!!

●体温とPMSや月経異常の関係性を知りたい方
●どのようにすれば体温が上がるのか知りたい方

婦人系の諸症状でお悩みの方は、この記事で体温の大切さについて知っていただきたいと思います。

目次

低体温の女性は38%以上!?

2015年7月~16年4月に月経管理アプリ「ルナルナ」を利用し、データ利活用の同意が得られた10代~50代の女性のうち、基礎体温データが9~90日ある3万2735人を対象に分析を行った。体温が34℃以下、あるいは、38.1℃以上の人は除外した。月経管理アプリ利用者の年齢は20代~30代が63.5%で、約98%が50歳未満。その結果、基礎体温の平均値は36.53℃だった。日経Womanから引用。

基礎体温が36℃未満の女性は、38%以上いるそうです。
思ったよりも多いですよね。
皆さんの体温はどのくらいでしょうか?
36℃未満の低体温だったりしませんか?

そして、50年前よりも基礎体温が0.32℃下がっています。
低体温になった原因の候補としては、
①私たちは冷暖房に慣れ切ったこと
②筋力の低下
③衛生環境の向上 といった説があります。

寒ければ暖房を付ければ良いので体温を高める必要がなかったり、
運動不足で発熱に重要な筋力が低下していたり、
衛生環境が良くない場合は病原体と戦うために体温が高める必要があったりしたようです。

朝食を食べて体温UP!

健康な女子大学生56人(平均19.8歳、平均BMI20.4)を対象に、基礎体温・体調管理アプリを使用して、3カ月間の基礎体温測定と生活習慣に関するアンケート調査を実施。月経開始日から10日間分(低温期)の平均基礎体温を、低、中(日本人の平均)、高の3群に分け、朝食の回数との関係を分析した結果、高体温群では朝食欠食が見られなかった(データ:Woman Conditioning Multi Support Project「一般女性体温と食事」より)。日経Womanから引用。

上記から、基礎体温が低い人ほど朝ごはんの頻度が低く、
反対に、基礎体温が高い人ほど朝ごはんを毎日食べている、
というデータが出ています。

このことから、体温を維持するには、朝ごはんで毎日エネルギーを摂取する必要がありそうです。

低体温はPMSや月経異常と関係あり

低体温と婦人系のお悩みの関係性として驚くようなデータがありました。
なんと、基礎体温が高い人たちでは、PMSや月経異常で苦しむ人はいませんでした。
一方で、基礎体温が低いほど、PMSや月経異常で苦しむ人たちが増えていきます。

PMSや月経異常に悩む人は鎮痛剤を服用している方が多いと思います。
鎮痛剤は解熱作用が含まれているものも多いですし、服用し続けると体温が約0.5℃下がるという話もあります。

PMSや月経異常は体温と関係があるのは分かってきましたが、関係する理由として諸説あります。

漢方の世界では、「体温が低くなると血液が固まりやすくなり、血の巡りが悪くなる。なので、婦人系トラブルが増える」とされています。

漢方は経験に基づく学問ですので、かつての女性たちも私たちと同様に、低体温による婦人系トラブルに悩んでいたということなのかもしれません。

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ずばり、よもぎ蒸しの効果のイメージは、 温泉療法 + アロマテラピー + 伝統漢方です!

まとめ

低体温に悩む女性は意外と多いという話でした。
しっかり朝食を食べて、しっかり運動して、しっかりよもぎ蒸しをすることで、体温を上げて、PMSや月経異常などの婦人系トラブルを軽減していきましょう!

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